2015年2月26日木曜日

筋トレの効果

筋トレは、行っている最中は体脂肪をほとんど燃やしてくれません。しかし、筋トレを行うことによって、身体に刺激を与え身体の代謝が上がります。

筋トレは、筋肉が沢山ついてからでないと、代謝は上がらないと考えている方も多いかもしれませんが、実は、筋トレを行った直後は、筋肉がついた、つかない関係なくすぐに代謝は上がります。この筋トレ後の代謝が高まっている状態というのは、48時間続くという報告も出ています。

つまり、筋トレの次の日には、家で何もせずにいようが、買い物に出かけようが、筋トレを前日にしていない時よりも多くカロリーを燃焼してくれると言うことです。

しかも、筋トレ後は代謝が高い状態が続く上に、その代謝の中での脂肪の使われる率も高くなるということがわかっています。

通常だと、脂肪と糖がエネルギーとして使われる割合は5:5だそうですが、それが4:6.あるいは7:3と脂肪が使われる割合が増えるということがわかっています。

さらに、筋トレを行うと自律神経の交感神経が活発になり、副腎からアドレナリンが分泌されます。

このアドレナリンが分泌されることが、筋トレ後に代謝が上がる原因の1つですが、同時に、アドレナリンは体脂肪を分解する役割も持っているので、体脂肪が使われる割合を増やす理由の1つでもあります。

次に、アドレナリンの分泌から少し遅れて、脳の下垂体という部分から成長ホルモンが分泌されて血中に放出されますが、この成長ホルモンは脂肪を分解するもっとも強力なホルモンとも言われています。

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