2020年10月6日火曜日

ホルモン補充療法(HRT)で更年期のケア

ホルモン補充療法(HRT)とは、低下したエストロゲンを補う治療法です。

エストロゲンが欠乏すると、のぼせ、ほてり、発汗、性交痛などの症状に加え、気分の変調や関節痛など、更年期以降の様々な症状がでてきます。

ホルモン補充療法(HRT)は、低下したエストロゲンを補う治療法です。

これを行うことにより、更年期障害の様々な症状を改善する効果が認められており、世界の更年期医療のスタンダードとして、更年期障害で苦しむ多くの女性に使用されています。

HRTの方法は、閉経後の期間、子宮の有無、出血を望むかなどによって、使う製剤と使用パターンが異なり、3種類の投与法があります。

■周期的併用投与法

子宮のある人への投与法としては、最も一般的な処方です。

エストロゲンを毎日(または定期的に)服用し、1ヶ月の半分(12〜14日間)だけ連続でプロゲステロンを併用する方法です。

プロゲステロンを飲み終わった後に、生理のような周期的な出血が起こります。

■持続的併用投与法

閉経後数年たち、周期的な出血を望まない人に向いています。

エストロゲンとプロゲステロンを毎日服用する方法で、薬の投与量を変えることで、出血をコントロールすることができます。

■エストロゲン単独投与法

宮を摘出した人はプロゲステロンを使う必要はありませんので、エストロゲンだけを毎日服用する方法です。

コレで更年期のケア

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