不妊症の女性側の原因は約5割で、男性側が約3割、その他の原因不明が約2割といわれておりますが、広い意味では、ほとんどの不妊症は原因不明不妊といえるために不妊症の治療は難しいといえます。
不妊症の原因は、1つの場合もあれば複数の場合もあります。また、2年以内に妊娠しない場合でも、すべての場合に原因、異常があるという訳ではありません。
妊娠というプロセスは大変複雑なためにいろいろな原因が考えられますが、根本的な原因がわからないため「原因を取り除く治療」ができないのが不妊症の特徴でもあります。
例えば、「精子の数が十分ある」からといって「受精できる」とはいえませんし、異常があったからといって、それが本当に原因であるかどうかは実際のところはわかりません。
すなわち、検査によってすべてが解決するというものではなく、あくまでも、現状を把握する程度のものしかありません。
検査を行うと、60~70%の人に何らかの問題が見つかりますが、これといって原因が見つけられないケースも15%にもなるのです。
女性が原因のケースは、
■排卵因子
卵に導くホルモンの分泌が不調、卵巣で卵胞がうまく発育しないPCO(多嚢胞性)、卵胞の破裂が起こらないLUFなど。
■卵管因子
卵管が閉塞している場合もあり卵子が取り込まれない。受精ができないなどの機能不全も含まれる。
■着床因子
子宮内膜が薄い、黄体機能不全子宮筋腫、内膜ポリープ、子宮腺筋症など。
■頚管因子
精子が子宮管内に入らない、頚管粘液の不良、抗精子抗体が陽性など。
■子宮内膜症
子宮内膜組織が子宮内宮以外にできる。不妊症、月経痛、性交痛の主な原因と見られるが、子宮内膜症でも妊娠することがあるので、本当に不妊の「原因」なのかどうかは、明確でない。
■年齢因子
卵子や子宮の老化。30歳を超えると年に数%ずつ機能が下がり、35歳以上になると急に下がる。
■原因不明
不妊原因が特定できない。
女性の不妊症の原因のほとんどは、子宮内の血液の循環が悪く血液がスムーズに流れておりません。ホルモンの分泌が悪く、大きくて立派な卵子が成長しないことが多いようです。
また、黄体の機能が悪いため子宮内膜の状態が悪く、受精卵が子宮内膜に着床しにくくなっております。
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